2013年に大阪市福島区福島3丁目に中之島いわき病院を開院して、早7年が経ちます。お陰様で、手術件数も増加してまいりました。
施設の老朽化と耐震性への不安、患者様の療養環境改善、職員の職場環境改善のため、新築移転は長年の願いでした。この度、大阪市福島区大開の地に、新病院が無事オープンできることを大変嬉しく思っております。
名称も大阪整形外科病院と改め、これまでと同様、整形外科中心の医療を行います。手術室は3室に増室し、将来的には4室にも改築可能な構造としました。また、廊下を含めバイオクリーンとし、感染対策に努めたものとなっています。
また、リハビリテーションは非常に重要な当院の柱です。大幅に拡充し、変形性関節症や脊椎疾患に加え、スポーツ選手も含めた総合的なリハビリテーションができるようにしました。4階に屋外リハビリができる庭園を設け、患者様の生活環境を再現したリハビリテーションが行えるようにしました。
放射線機器も一新しており、3テスラのMRI(磁気共鳴画像装置)、80列のヘリカルCT(コンピュータ断層撮影装置)、全身骨密度測定可能な骨密度測定装置(DEXA)など、最新鋭のものに更新しております。
病棟は3病棟に分かれており、人工関節部門、脊椎部門、関節鏡・スポーツ部門から構成されています。地域の患者様をはじめ、遠方からお越しになる患者様にも、よりよい医療を提供できるように全力で取り組んでいきたいと思っておりますので、よろしくお願い申し上げます。